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「Windows 10 October 2018 Update」の提供が中止 ~更新後にファイルが消失する問題

ISOイメージファイルをすでに入手しているユーザーも手動更新は控えるべき

同社のサポートページ

 米Microsoftは6日(現地時間)、「Windows 10 October 2018 Update」の一般提供を中止したことを明らかにした。アップデートを適用するとユーザーファイルの一部が消失する問題が報告されており、その調査を行うためだという。

 ファイルが消失する条件は現在のところ不明で、問題が発生するとしてもかなり稀なようだ。しかし、公式コミュニティ“Microsoft Community”では23年間ためこんだユーザーファイルを220GBも失ったケースが報告されており、ユーザーの間で不安が広がっている。

 Microsoftは、この問題に遭遇したら電話または公式の窓口から問い合わせてほしいとしている。コミュニティサイトでは「Recuva」などのデータ復旧ツールが役に立ったケースも報告されているが、自信のないユーザーは公式のサポートに頼った方が無難だろう。

 また、「Windows 10 メディア作成ツール」などで「Windows 10 October 2018 Update」のISOイメージファイルをすでに入手しているユーザーに対しても、手動アップデートを見合わせるよう呼び掛けている。