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アドビ、「Photoshop Elements」「Premiere Elements」の最新版を公開

ホームスクリーンを刷新、ガイド機能付き編集に新機能など

「Adobe Photoshop Elements 2019」体験版
「Adobe Premiere Elements 2019」体験版

 Adobe Systemsは10月4日、写真管理・編集ツール「Adobe Photoshop Elements 2019(以下、Photoshop Elements 2019)」と動画管理・編集ツール「Adobe Premiere Elements 2019(以下、Premiere Elements 2019)」の販売を開始した。64bit版のWindows 7/8.1/10に対応しており、製品版の価格は「Photoshop Elements 2019」「Premiere Elements 2019」ともに17,800円(税抜き)。体験版も用意されており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Photoshop Elements 2019」では、目的別の説明に従って操作をすることで詳しい知識がなくても高度な編集が行える“ガイド付き写真編集”機能に“マルチ写真テキスト”・“ミームメーカー”・“部分スケッチ”・“テキストと境界線のオーバーレイ”の4種類が追加された。また、フォトコーラージュ機能が強化されたほか、HEIF画像にも対応している。

一文字ごとに異なる写真を埋め込める“マルチ写真テキスト”
SNSで拡散させやすい装飾やフィルターで写真を加工できる“ミームメーカー”
写真の一部のみをスケッチ調に変化させられる“部分スケッチ”
枠飾りとテキストを加えられる“テキストと境界線のオーバーレイ”

 「Premiere Elements 2019」では、クイック編集モードが強化されたほか、“ガイド付きビデオ編集”機能に“窓ガラス”・“ルミナンスフェードトランジションエフェクト”が追加された。また、可変フレームレート(VFR)や、HEIF画像、HEVC動画に対応している。

ガラスに光が差し込んでいるような効果を得られる“窓ガラス”
映像の暗い部分に別の映像が徐々に合成されて移行する“ルミナンスフェードトランジションエフェクト”

 このほか、「Photoshop Elements 2019」「Premiere Elements 2019」共通の変更点として、起動時に表示される“Elementsホームスクリーン”が刷新され、新機能に関連したコンテンツや、ユーザーの熟練度レベルにあわせてパーソナライズされたコンテンツが表示されるようになった。また、管理している写真やビデオからスライドショーやコラージュを自動生成して表示する機能も追加されている。

“Elementsホームスクリーン”

ソフトウェア情報

「Adobe Photoshop Elements 2019」「Adobe Premiere Elements 2019」ともに
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
64bit版のWindows 7/8.1/10
【ソフト種別】
ダウンロード販売 17,800円(税抜き、体験版あり)
【バージョン】
17.0(18/10/08)