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「EmEditor」v18.2.0が公開 ~CSVモードに出現頻度での並び替え機能が追加

巨大ファイルの検索・置換・フィルター・CSVの並び替えもパフォーマンスアップ

「EmEditor Professional」v18.2.0

 米Emurasoftは10月11日(日本時間)、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新正式版v18.2.0を公開した。今回のアップデートでは、巨大ファイルにおける検索・置換・フィルター・CSVの並び替えが大幅に高速化。同社が公開したベンチマーク結果によると、約1.5倍から2.5倍のパフォーマンス向上がみられたという。

同社が公開したベンチマーク結果

 なお、マルチスレッドの検索・置換機能は廃止された。シングルスレッドの検索・置換機能の方が速くなったためであるとのこと。

 そのほかにも、CSVモードの[複数列で並べ替え]コマンドに新しいオプション[出現頻度の少ないから多いへ][出現頻度の多いから少ないへ]が追加された。また、保存ダイアログに[ワークスペースを保存]ボタンを表示しないようにするオプションも追加されている。

新しいオプション[出現頻度の少ないから多いへ][出現頻度の多いから少ないへ]
保存ダイアログ。[ワークスペースを保存]ボタンが邪魔であれば、[カスタマイズ]ダイアログの[ワークスペース]セクションで非表示にできるようになった

 「EmEditor Professional」は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows 2008 R2以降に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。価格は、1年間の利用が可能な年間サブスクリプションが4,800円(税抜き、以下同)で、ライセンスの更新料は年額2,400円。ライセンスの有効期間に制限のない永久ライセンスは18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008 R2以降
【ソフト種別】
シェアウェア 年額税抜き4,800円(永久ライセンスは税抜き18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
18.2.0(18/10/11)