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クロマキー合成をサポートした「Bandicam」v4.2.1
Webカメラの映像から背景を取り除き、被写体だけをキャプチャー画面に合成
2018年10月19日 14:04
韓Bandicamは10月18日(現地時間)、デスクトップ動画キャプチャーソフト「Bandicam」の最新版v4.2.1を公開した。今回のアップデートでは、“クロマキー合成(Chroma key)”を新たにサポート。キャプチャーした動画にWebカメラに写っている被写体を合成できるようになった。
“クロマキー合成”とは、特定の色が表示されている領域(ブルーやグリーンの背景を利用するのが一般的)に他の映像をはめ込む技法。たとえば天気予報番組で、グリーンバックで撮影した気象予報士を全画面表示の天気図と合成し、天気図の前で気象解説しているかのように演出することがあるが、その際に利用されている技法が“クロマキー合成”だ。
「Bandicam」v4.2.1では、この“クロマキー合成”をサポート。もともと「Bandicam」はキャプチャーした動画とWebカメラの映像を合成して一つの動画にすることができたが、Webカメラの映像から不要な部分(色)を除去し、リルタイムで合成できるようになった。プレゼンテーションファイルと講師を組み合わせて解説動画を作成したり、ゲームのプレイ画面とプレイヤーを合成して実況動画を作成したりと、さまざまな用途に利用することができる。
そのほかにも、このバージョンではWebカメラオーバーレイの設定画面を改善。特定条件下でH.264コーデックの初期化エラーが発生する問題や、スキンイメージの一部が正常に表示できない問題が修正された。また、“Facebook”のポリシー変更により、“Facebook”へのアップロード機能が削除されている。
「Bandicam」は、64bit版を含むWindows Vista/7/8/10に対応するシェアウェアで、価格は1台ライセンスで4,320円(税込み)など。現在、本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。無償での試用も可能だが、試用中はキャプチャー動画に透かしが追加されるなど一部機能に制限がある。
ソフトウェア情報
- 「Bandicam」
- 【著作権者】
- Bandicam Company
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 4,320円/台(税込み)など
- 【バージョン】
- 4.2.1(18/10/18)