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セキュリティソフト「アバスト」に脆弱性、修正版が公開
Windows XP/Vistaのサポートは本バージョンが最後
2018年11月16日 15:36
チェコのAVAST Softwareは11月15日(日本時間)、セキュリティソフト「アバスト(Avast)」の最新版v18.8.2356を公開した。現在、公式サイトからダウンロード可能。無償版の「アバスト無料アンチウイルス」は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
「アバスト」は、“シールド”と呼ばれる保護システムでファイルシステムやWebブラウザー、メールソフトなどを防御するセキュリティソフト。ウイルス対策を中心とした基本機能を提供する“無料アンチウイルス”、ランサムウェア・フィッシング対策やプライバシー保護機能を搭載した“インターネットセキュリティ”、インストール済みアプリを最新に保つ機能などを備える上位版“プレミア”など4エディションがラインナップされており、無償で利用できる「アバスト無料アンチウイルス」はとくに人気が高い。
今回のアップデートでは、致命的(critical)な脆弱性が修正されているとのこと。脆弱性の内容は不明だが、できるだけ早めにアップデートした方がよいだろう。また、Windows XP/Vistaのサポートは本バージョンが最後となる。ウイルス定義のアップデート配信は継続されるが、不具合の修正などは今後行われないので注意したい。
ソフトウェア情報
- 「アバスト無料アンチウイルス」
- 【著作権者】
- AVAST Software s.r.o.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 18.8.2356(18/11/15)