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「Apache OpenOffice」が約1年ぶりのアップデート ~脆弱性を修正したv4.1.6が公開
クラッシュの不具合を解決したほか、ライブラリも更新される
2018年11月19日 11:00
The Apache Software Foundationは11月18日(米国時間)、オープンソースのオフィス統合環境「Apache OpenOffice」v4.1.6を公開した。不具合の修正にフォーカスしたメンテナンスアップデートとなっている。
約1年ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、「Microsoft Drawing」のバイナリファイルフォーマットを扱う際にアプリがクラッシュする問題が修正されたほか、[名前を指定して保存]メニューの不具合が修正され、Windows 7/10でも“DocBook”形式での保存が行えるようになった。また、「OpenSSL」や「curl」といったライブラリが更新された。Apache財団のロゴも新しいものへ差し替えられている。
そのほかにも、脆弱性の修正が行われているとのこと。詳細はまだ明らかにされていないが、数週間以内に公表されるという。
「Apache OpenOffice」は、Windows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在The Apache Software FoundationのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2012に対応している。
ソフトウェア情報
- 「Apache OpenOffice」Windows版
- 【著作権者】
- The Apache Software Foundation
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2003/2012
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 4.1.6(18/11/18)