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マイクの使用や“Windows Update”の進捗をタスクトレイで確認 ~「Windows 10 19H1」

[電源]メニューやユーザーメニュー、検索画面も改善

「Windows 10 Insider Preview」Build 18290

 米Microsoftは11月28日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 18290(19H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。2週間ぶりのリリースとなる本ビルドでは、ユーザーインターフェイスにいくつかの改善が加えられている。

 まず、[スタート]画面では、[電源]メニューが改善。[スリープ][シャットダウン][再起動]の各コマンドにアイコンが追加された。ユーザーメニューのコマンドにもアイコンが付与されており、わかりやすくなった。

[電源]メニューやユーザーメニューにアイコンが追加

 次に、マイクが使用中であることを示すインジケーターアイコンがタスクトレイに追加された。ポップアップでマイクを利用しているアプリを特定したり、マイクを切るのを忘れて意図せずこちらの音声が外部に漏れてしまうといった事故を防ぐことができる。さらに、このマイクアイコンをクリックすると「設定」アプリの[プライバシー]-[マイク]セクションを開くことが可能。身に覚えのないアプリが勝手にマイクを使用しているのを見つけたら、この画面でアクセスを無効化しておくとよい。

 そのほかにも、“Windows Update”が進行中であることを通知するアイコンも利用できるようになっている。

マイクが使用中であることを示すインジケーターアイコンがタスクトレイに追加

 また、検索画面と“Cortana”にもいくつかの改善が加えられている。たとえば、最近のビルドでは“Cortana”ボタンを押すと、ユーザーが最近行ったアクティビティの一覧が一呼吸おいて読み込まれるようになっている。検索フィルターが“ピボット”スタイルになり、タブを切り替えながら検索結果を“アプリ”や“ドキュメント”といったタイプごとにフィルタリングできるようになったのも改善だ。“Fluent Design”の導入や前ビルドで導入されたライトテーマへの対応も進んでいる。