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「Acronis True Image 2019 Cyber Protection」が公開 ~無断マイニング対策を追加

“Office 365”のバックアップ・復元機能も導入

「Acronis True Image 2019」ビルド 14690

 アクロニス・ジャパン(株)は11月28日、個人向けバックアップソフト「Acronis True Image 2019」のアップデート版「Acronis True Image 2019 Cyber Protection」を発表した。すでに「Acronis True Image 2019」を購入している場合は、アクロニスアカウントから無料でアップグレードできる。

 「Acronis True Image 2019 Cyber Protection」の特徴は、ユーザーに隠れて仮想通貨の採掘(マイニング)させる“クリプトジャッキング”を防止する機能が追加されたこと。「Acronis True Image」には人工知能ベースのランサムウェア対策“Acronis Active Protection”が搭載されている(ランサムウェア対策は単体でも無償提供されている)が、これを拡張してクリプトジャッキングをリアルタイムで検知し、マルウェアがシステムのリソースを盗んでマイニングを行うのを阻止する。

 もちろん、本職であるバックアップ機能の強化も図られている。今回のアップデートでは150以上の機能強化が実施されているとのことだが、なかでも“Office 365”のバックアップに対応したことは特筆すべき改善といえるだろう。この機能は“アドバンス”および“プレミアム”の両エディションで提供されており、“Office 365”のアカウントに保存されているデータ全体をバックアップすることが可能。誤操作でデータを失ってしまっても、「Outlook」のメールや添付ファイル、“OneDrive”の保存されたデータを簡単に復元することができる。

 「Acronis True Image 2019」の価格は買い切り型の“スタンダード”版で5,480円(税込み、以下同)、クラウドへのバックアップやSNSのバックアップ機能を備えた“アドバンス”版で年額5,480円。今ならブラックフライデーセールで最大40%OFFでの購入が可能だ。30日間無償で試用できる体験版もダウンロード提供されている

ソフトウェア情報

「Acronis True Image 2019」体験版
【著作権者】
Acronis International GmbH
【対応OS】
Windows/Mac
【ソフト種別】
体験版(30日間試用可能、製品版は“スタンダード”版で税込み5,480円など)
【バージョン】
ビルド 14690(18/11/26)