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フリーのパケット解析ツール「Wireshark」v2.6.5が公開 ~7件の脆弱性を修正

7件の内6件は旧安定版のv2.4系統にも影響し、改善版のv2.4.11もリリース

「Wireshark」v2.6.5

 オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版v2.6.5が、11月18日に公開された。本バージョンでは「Qt 5.9.5」が「Qt 5.9.7」へアップデートされたほか、不具合や脆弱性の修正、プロトコルサポートの更新などが行われている。

 リリースノートによると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで7件。内容はディセクターのクラッシュや無限ループが主だ。内6件は旧安定版のv2.4系統にも影響し、改善版のv2.4.11が同日付けでリリースされている。

 「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008 R2/2012/2012 R2/2016
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.6.5(18/11/28)