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ハードウェア情報の取得ツール「HWiNFO」が約3年半ぶりのメジャーバージョンアップ
DCH準拠のGPUドライバーが検出できるように
2018年12月27日 06:45
ハードウェア情報を取得するツール「HWiNFO」の最新版v6.00が、12月20日に公開された。現在、本ソフトの公式サイトからインストーラー版とポータブル版を無償でダウンロード可能。DOS向けのポータブル版も用意されている。
「HWiNFO」は、PCに搭載されているハードウェアのパラメーターを確認したり、イベントを取得できるツール。ヘルスモニタリング機能を搭載しており、CPUやGPU、マザーボード、ディスクドライブ、周辺機器をリアルタイムに監視して、過熱や過負荷、パフォーマンスの低下、障害の予兆を検出することが可能。また、レポート機能も充実しており、システムに関する情報をXMLやCSV、HTML形式でエクスポートできる。
ユーザーインターフェイスは、ハードウェア情報をツリービューで階層化したメイン画面、「CPU-Z」と「GPU-Z」を組み合わせたようなシステム概要画面、そして各種センサーをモニタリングする画面などから成っている。起動時に現われるダイアログでシステム概要画面やセンサー画面のみを読み込むように指定することも可能だ。
約3年半ぶりのメジャーバージョンアップとなる本バージョンだが、変更点は最新ハードウェアへ対応がメイン。CPUやGPUから取得できる情報が拡充されたほか、マザーボードのセンサー対応が強化された。
また、DCH準拠のGPUドライバーが検出できるようになったのも変更点。この機能は「GPU-Z」でもサポートされている。
ソフトウェア情報
- 「HWiNFO」
- 【著作権者】
- Martin Malík 氏、REALiX
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 6.00(18/12/20)