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ハードウェア情報の取得ツール「HWiNFO」が約3年半ぶりのメジャーバージョンアップ

DCH準拠のGPUドライバーが検出できるように

「HWiNFO」v6.00

 ハードウェア情報を取得するツール「HWiNFO」の最新版v6.00が、12月20日に公開された。現在、本ソフトの公式サイトからインストーラー版とポータブル版を無償でダウンロード可能。DOS向けのポータブル版も用意されている。

 「HWiNFO」は、PCに搭載されているハードウェアのパラメーターを確認したり、イベントを取得できるツール。ヘルスモニタリング機能を搭載しており、CPUやGPU、マザーボード、ディスクドライブ、周辺機器をリアルタイムに監視して、過熱や過負荷、パフォーマンスの低下、障害の予兆を検出することが可能。また、レポート機能も充実しており、システムに関する情報をXMLやCSV、HTML形式でエクスポートできる。

メイン画面

 ユーザーインターフェイスは、ハードウェア情報をツリービューで階層化したメイン画面、「CPU-Z」と「GPU-Z」を組み合わせたようなシステム概要画面、そして各種センサーをモニタリングする画面などから成っている。起動時に現われるダイアログでシステム概要画面やセンサー画面のみを読み込むように指定することも可能だ。

起動時に現われるダイアログ
センサー画面のみの表示

 約3年半ぶりのメジャーバージョンアップとなる本バージョンだが、変更点は最新ハードウェアへ対応がメイン。CPUやGPUから取得できる情報が拡充されたほか、マザーボードのセンサー対応が強化された。

 また、DCH準拠のGPUドライバーが検出できるようになったのも変更点。この機能は「GPU-Z」でもサポートされている。

ソフトウェア情報

「HWiNFO」
【著作権者】
Martin Malík 氏、REALiX
【対応OS】
64bit版を含むWindows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
6.00(18/12/20)