ニュース

「Winamp」の非公式後継ソフト「WACUP」のプレリリース版が公開

パッチ適用済みの「Winamp」v5.666をベースにバグ・セキュリティ修正や新機能を追加

「WACUP」

 かつて一世を風靡したメディアプレイヤー「Winamp」のコミュニティベースで開発されている非公式後継版「WinAmp Community Update Project(WACUP)」のプレリリース版が、1月2日に一般公開された。Windows 7以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在「WACUP」の公式サイトからダウンロードできる。

 「WACUP」は、「Winamp」を継続して使用できるように独自の修正やプラグインの差し替えなどを施したメディアプレイヤー。パッチ適用済みの「Winamp」v5.666に上書きする形でインストールされる仕組みになっており、公式サイトによるとゲームのMODのようなものだという。ただし、「Winamp」v5.666がインストールされていない環境でも、自動で「Winamp」がインストールされたのち「WACUP」が上書きされるため、ユーザーが意識する必要はない。

 「Winamp」v5.666からは、バグやセキュリティの修正のほか、起動・終了速度の向上、新たなスキンの追加、細かな使い勝手の向上といった改善が施されている。なお、現在のところCDのリッピング機能は動作しないが、再生は問題なくできるという。

ソフトウェア情報

「WACUP」
【著作権者】
Darren Owen aka DrO 氏、Nullsoft, Inc
【対応OS】
Windows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.0.0.3174(19/01/02)