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“予約済み記憶域”を導入した「Windows 10 19H1」Build 18312が“Fast”リングに

アップデートや一時ファイルのための専用領域を7GBほど確保し安定性向上を図る

「Windows 10 19H1」Build 18312

 米Microsoftは1月9日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 18312(19H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。本ビルドでは“予約済み記憶域(reserved storage)”呼ばれる新しい機能が案内されている。

 「Windows 10 19H1」ではディスク容量を管理する方法にいくつかの変更が加えられているが、その1つが“予約済み記憶域”だ。これはアップデートのためのデータや一時ファイル、システムキャッシュなどを置いておくために“予約”された専用の領域。重要なOS機能がいつでもアクセス可能なディスクスペースを保証することで、データとデバイスを安全に保ち、システムの安定性向上を図る。

 “予約済み記憶域”で利用されるのは7GB程度だが、オプション機能やインストールされているローカライズ(言語)パックの数によっては増えることがある。また、“予約済み記憶域”が有効となるのは「Windows 10 19H1」がプリインストールされた環境か、「Windows 10 19H1」をクリーンインストールした環境に限られる。

 “予約済み記憶域”の状態を知りたい場合は、まず「設定」アプリの[システム]-[ストレージ]セクションを開き、“表示するカテゴリを増やす”というリンクをクリックする。“システムと予約済み”という項目が現れたら、それをクリックしよう。すると、システムファイルや“予約済み記憶域”、仮想メモリ、休止ファイルに用いられているストレージ量を知ることができる。

「設定」アプリの[システム]-[ストレージ]セクション
“システムと予約済み”画面

 そのほかにも、Build 18312ではFLSスロット制限の緩和やPCを初期状態へ戻す(回復する)際のユーザーインターフェイスがブラッシュアップされた。“Windows Subsystem for Linux(WSL)”のコマンドラインツールにもいくつかの改善が盛り込まれている。