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無料セキュリティソフト「アバスト」、ルートキットスキャンでUEFIを保護可能に
VPN機能は「アバスト セキュアラインVPN」として独立
2019年3月12日 12:55
チェコのAVAST Softwareは3月11日(現地時間)、セキュリティソフト「アバスト(Avast)」の2019年3月版(v19.3.2369)を公開した。
今回のアップデートではVPN機能が「アバスト」から切り離され、独立した製品となった。「アバスト」でVPN機能を利用しようとすると、「アバスト セキュアラインVPN(Avast SecureLine VPN)」をインストールするように促される。
デスクトップ版「アバスト セキュアラインVPN」はWindows/Macに対応しており、価格は年額6,180円(税込み)。7日間の試用が可能だ。モバイル版は年額1,740円(税込み)で利用できる。
そのほかにも、ルートキット(OSの奥深くに入り込み、発見できないように自らを隠ぺいするマルウェア)のスキャン機能で“UEFI(Unified Extensible Firmware Interface:BIOSの後継)”を保護できるようになった。また、ユーザーインターフェイスが正常に読み込まれず白い画面になる問題なども修正されている。
「アバスト」は、“シールド”と呼ばれる保護システムでファイルシステムやWebブラウザー、メールソフトなどを防御するセキュリティソフト。ウイルス対策を中心とした基本機能を提供する“無料アンチウイルス”、ランサムウェア・フィッシング対策やプライバシー保護機能を搭載した“インターネットセキュリティ”、インストール済みアプリを最新に保つ機能などを備える上位版“プレミア”など4エディションがラインナップされており、無償で利用できる「アバスト無料アンチウイルス」はとくに人気が高い。対応OSは、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10。
ソフトウェア情報
- 「アバスト無料アンチウイルス」
- 【著作権者】
- AVAST Software s.r.o.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 19.3.2369(19/03/11)