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「GeForce Experience」v3.18が公開 ~コードの実行につながる恐れのある脆弱性を修正
NVIDIAが“GeForce”ユーザー向けに無償提供しているユーティリティアプリ
2019年3月27日 12:18
米NVIDIAは3月26日(現地時間、以下同)、「GeForce Experience」のセキュリティアップデートを公表した。1件の脆弱性が発見されたが、最新版のv3.18で修正されているという。
「GeForce Experience」は、同社製GPU“GeForce”のユーザー向けに無償提供しているユーティリティアプリ。グラフィックスドライバーを最新版へアップデートする機能や、ビデオ・スクリーンショット・ライブストリーミングをキャプチャーして他のユーザーと共有する機能、ゲームの設定を最適化する機能などを備える。対応OSはWindows 7/8/8.1/10で、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。
今回のアップデートでは、ファイルを開く際にハードリンクをチェックしない不具合(CVE-2019-5674)が修正された。“ShadowPlay”や“NvContainer”、“GameStream”が有効になっている場合に影響があり、最悪の場合、コードの実行やサービス拒否(DoS)、特権の昇格などに悪用される恐れがある。
脆弱性の深刻度は、“CVSS v3”の基本値で“8.8”。v3.18よりも前のバージョンに影響する。
ソフトウェア情報
- 「GeForce Experience」
- 【著作権者】
- NVIDIA Corporation
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.18.0.94(19/03/19)