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Adobe、新元号“令和”の合字を追加した「源ノ角ゴシック」v2.001をリリース

日本・中国・韓国で使われている文字を網羅したゴシック体のオープンソースフォント

Adobe、新元号“令和”の合字を追加した「源ノ角ゴシック」v2.001をリリース

 米Adobe Systemsは4月9日(現地時間)、「Source Han Sans」(源ノ角ゴシック)の最新版v2.001を公開した。新元号“令和”の合字が追加されているという。

 「Source Han Sans」には“明治”、“大正”、“昭和”、“平成”の各元号を構成する2文字を全角1文字に入るように圧縮してデザインした、いわゆる“合字(リガチャ)”が含まれている。新元号“令和”はまだ含まれていなかったが、プレースホルダーとして“U+32FF”のコードポイントがすでに割り当てられており、縦組み・横組みの2パターンの制作が進められていた

 そのほかにも、本バージョンでは香港で用いられている文字セット(HKSCS-2016)への対応などを行うために、グリフの追加や修正、置き換えが行われている。

 「Source Han Sans」は、日本・中国・韓国で使われている文字を網羅したゴシック体のオープンソースフォント。現在“GitHub”や窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。オンラインフォントサービス“Adobe Fonts”からも利用できる。

ソフトウェア情報

「Source Han Sans」
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.001(19/04/09)