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Adobe、新元号“令和”の合字を追加した「源ノ角ゴシック」v2.001をリリース
日本・中国・韓国で使われている文字を網羅したゴシック体のオープンソースフォント
2019年4月10日 11:00
米Adobe Systemsは4月9日(現地時間)、「Source Han Sans」(源ノ角ゴシック)の最新版v2.001を公開した。新元号“令和”の合字が追加されているという。
「Source Han Sans」には“明治”、“大正”、“昭和”、“平成”の各元号を構成する2文字を全角1文字に入るように圧縮してデザインした、いわゆる“合字(リガチャ)”が含まれている。新元号“令和”はまだ含まれていなかったが、プレースホルダーとして“U+32FF”のコードポイントがすでに割り当てられており、縦組み・横組みの2パターンの制作が進められていた。
そのほかにも、本バージョンでは香港で用いられている文字セット(HKSCS-2016)への対応などを行うために、グリフの追加や修正、置き換えが行われている。
「Source Han Sans」は、日本・中国・韓国で使われている文字を網羅したゴシック体のオープンソースフォント。現在“GitHub”や窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。オンラインフォントサービス“Adobe Fonts”からも利用できる。
ソフトウェア情報
- 「Source Han Sans」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.001(19/04/09)