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情報処理推進機構、新元号“令和”の合字に対応した「IPAexフォント」v004.01を公開

「IPAmj明朝フォント」でのサポートは5月中になる見込み

新元号“令和”の合字に対応した「IPAexフォント」v004.01が公開

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は4月26日、「IPAexフォント」の最新版v004.01を公開した。本バージョンでは、新しい元号“令和”の合字(U+32FF“SQUARE ERA NAME REIWA”)が追加実装されている。

 「IPAexフォント」は、「IPAフォント」をベースに日本語ドキュメント向きの改良を加えたTrueTypeフォント。かなや漢字といった和文の文字は固定幅、アルファベットや数字といった欧文の文字はプロポーショナルで表示できるため、日本語と英語が混在するドキュメントに適している。商用・非商用に限らず無償で利用できるのもポイントだ。

 「IPAexフォント」には明朝体の「IPAex明朝」とゴシック体の「IPAexゴシック」が含まれているが、“U+32FF”を入力すればいずれも“令和”の合字をプリントアウトすることが可能。ただし、日本語入力システム(IME)で入力するには、変換用辞書への登録またはOSによる対応が必要となる。

明朝体の「IPAex明朝」
ゴシック体の「IPAexゴシック」

 なお、同じくIPAが提供している「IPAmj明朝フォント」でも“令和”の合字への対応が予定されているが、実施は5月中になるとのこと。

ソフトウェア情報

「IPAexフォント」
【著作権者】
独立行政法人情報処理推進機構
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
004.01(19/04/26)