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Adobe、プログラミング向け無料フォント「Source Han Mono(源ノ等幅)」をリリース
PanCJKをカバーした等幅フォント
2019年5月28日 15:49
米Adobe Systemsは5月27日(現地時間)、「Source Han Mono(源ノ等幅)」フォントをリリースした。現在、“GitHub”のプロジェクトサイトから無償でダウンロード可能。
「Source Han Mono」は、同社の「Source Han Sans(源ノ角ゴシック)」と「Source Code Pro」の流れを引くオープンソースのフォント。幅広いグリフをカバーする「Source Han Sans」とコーディングに適した「Source Code Pro」を組み合わせた等幅フォントを作ろうというコンセプトとしては「Source Han Code JP」がすでに知られているが、これは基本的に日本語環境での利用を考慮したものだった。今回リリースされた「Source Han Mono」は、このコンセプトをPanCJK(日中韓など東アジアで汎用的に使えること)へ拡大したものであるといえる。
「Source Han Mono」は立体と斜体の2スタイル、日本・中国・台湾・香港・韓国の5言語、7つのウェイトをサポートした70のフォントから成るOpenType/CFFコレクション(OTC)として公開されており、約15MBの軽量化が図られている。とはいえ、巨大であることには変わらないので、「Source Han Code JP」も日本専用版として引き続きメンテナンスされるようだ。
Source Han Monoは70フォントOTC版のみという巨大なフォントファミリーです。シンプルなJP版専用としてSource Han Code JPも引き続き公開していくつもりです。今後どのようにSource Han Code JPを展開していくかは検討中でございます。#SourceHanCodeJP#SourceHanMono
— Masataka Hattori (@hatchgogo)2019年5月27日
ソフトウェア情報
- 「源ノ等幅」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.000(19/05/27)