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日本語表示に配慮したコーディング向けフォント「Source Han Code JP」v2が公開

ギリシャ文字やロシア文字に対応、欧文イタリック体や絵文字グリフの追加など

「Source Han Code JP」v2.000

 コーディング向けながら日本語の表示にも配慮されたフォント「Source Han Code JP」の最新版v2.000が11月29日に公開された。現在“GitHub”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。

 「Source Han Code JP」は、Adobeがオープンソースで開発した「Source Code Pro」と「Source Han Sans JP(源ノ角ゴシック JP)」を、同社の日本語フォント開発チームに所属する服部正貴氏がエディターによる表示のために調節、組み合わせたフォント。日本語とラテン文字が混在した文章でも美しく表示できるのが特徴。

追加された絵文字グリフ(同フォントのプロジェクトページより引用)

 最新版では、ギリシャ文字やロシア文字に対応したほか、欧文のイタリック体が追加された。さらに、“coffee”や“smileface”など、7点の絵文字グリフが追加されている。絵文字グリフにはSVGテーブルが設定されており、対応するアプリやWebブラウザー上では色のついた絵文字として表示させることができる。

ソフトウェア情報

「Source Han Code JP」
【著作権者】
服部 正貴 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.000(15/11/29)

(市川 祐吉)