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Intel製のハードウェア、ファームウェア、ソフトなどに複数の脆弱性

最大深刻度は“HIGH”、修正版へのアップデートを

“JVN”の脆弱性レポート(JVNVU#90136041)

 米Intelは4月9日(現地時間)、複数の同社製品に脆弱性が存在することを明らかにした。以下の製品に対し、アップデートが提供されている。

  • 「Intel Media SDK」2018 R2.1以前のバージョン:INTEL-SA-00201(特権昇格、深刻度“HIGH”)
  • 「Intel Graphics Performance Analyzer for Linux」v18.4およびそれ以前のバージョン:INTEL-SA-00236(特権昇格、深刻度“MEDIUM”)
  • 一部マイクロプロセッサーの仮想メモリマッピング:INTEL-SA-00238(情報漏洩、深刻度“LOW”)
  • 「Intel Broadwell U i5 vPro」MYBDWi5v.86A以前のバージョン:INTEL-SA-00239(特権昇格、DoS、情報漏洩、深刻度“HIGH”)

 脆弱性対策情報ポータルサイト“JVN”によると、影響範囲は製品によって異なるものの、場合によっては情報漏洩やサービス運用妨害(DoS)、権限昇格などにつながる恐れがあるとのこと。最新版へのアップデートが推奨されている。