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「Vivaldi」v2.5が正式公開 ~Webブラウザーとしては初めて“Razer Chroma”に対応

スピードダイヤルやタブ操作の改善も

「Vivaldi」v2.5.1525.40

 ノルウェーのVivaldi Technologiesは5月8日(現地時間)、Webブラウザー「Vivaldi」の最新版v2.5を正式公開した。本バージョンでは、Webブラウザーとしては初めて“Razer Chroma”がサポートされている。

 “Chroma”はRazer製のゲーミングデバイスに搭載されているライティングシステム。キーボードやマウスなどのLEDライトを自分好みの色にカスタマイズして、気分を盛り上げることができる。「Vivaldi」はPhilips製のスマート照明“Hue”と連携する機能をすでに備えており、閲覧ページから取得したアクセントカラーにあわせて“Philips Hue”の照明色を変えることができるが、今回“Razer Chroma”でも同様のことが行えるようになった。

Vivaldi ブラウザー 2.5で、Razer Chromaライティングに対応

 なお、この機能が利用できるのはWindows版のみだ。

 そのほかにも、スピードダイヤルのサムネイルサイズを変更する機能を搭載。タブの操作も拡充され、クイックコマンドやマウスジェスチャー、キーボードショートカットを利用して[直前のタブを選択]、[次のタブを選択]、[関連タブ(同じドメイン)を選択]、[タブの選択解除]といった操作を行えるようになっている。

 「Vivaldi」は、“Presto”エンジンを搭載していた頃の「Opera 12」の思想を受け継いだ「Chromium」ベースのWebブラウザー。ユーザーとの対話を大事にし、パワーユーザー向けの多く取り入れているのが特徴だ。Windows/Mac/Linuxに対応するクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/10で利用可能。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。すでに利用している場合は、自動更新機能を利用して最新版へアップデートすることも可能だ。

ソフトウェア情報

「Vivaldi」
【著作権者】
Vivaldi Technologies AS
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/10)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.5.1525.40(19/05/08)