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無料メールソフト「Thunderbird」v60.7.0が正式公開(5月23日追記)
品質の向上を目的としたメンテナンスアップデート。16件の脆弱性を修正
2019年5月22日 14:13
Mozillaは5月21日(米国時間)、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v60.7.0を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/Server 2008 R2以降に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。自動更新機能を利用したアップデートも可能だ。
本バージョンは、品質の向上を目的としたメンテナンスアップデート。メッセージの作成ウィンドウが改善され、キーボードショートカットでファイルを添付した際、添付ファイルペインにフォーカスが移動しなくなった。ファイルの添付でメッセージの編集が中断されることがなくなる。
また、脆弱性の修正も行われているとのこと。「Firefox ESR 60.7」と同様の問題が解決されていると思われるが、執筆時現在、詳細はまだ明らかにされていない。
5月23日編集部追記: 本バージョンで修正された脆弱性の詳細情報が発表された。それによると、修正された脆弱性はCVE番号ベースで16件。深刻度の内訳は、Mozillaの基準で4段階中上から最高の“Critical”が1件、上から2番目の“High”が12件、上から3番目の“Moderate”が3件となっている。