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「Thunderbird」の“野良ビルド”が“Microsoft Store”でリリース
“S モード”でも利用可能
2019年6月6日 06:20
定番メールソフト「Thunderbird」が5月28日付けで“Microsoft Store”に登録されたが、これはどうやら有志が勝手にパッケージ化してストアに提出した、いわゆる“野良ビルド”のようだ。
公開元は“Store Ports”となっており、他にも「XnConvert」などのオープンソースアプリをパッケージ化して、“Microsoft Store”に登録しているようだ。ストアに登録されたパッケージはいずれも無料で、“透明性を確保する”との理由で“GitHub”で内容が公開されており、どうやら収益を目的とした活動ではないようだが、利用の際は十分注意すべきだろう。過去には「Arch Linux」が開発元に断りなくストアで公開されたほか、偽の「LibreOffice」がストアで販売されたことがある。
ちなみに、ストアアプリ版「Thunderbird」の最新版はv60.7.xがベースで、Windowsのシェルに表示されるアイコンをHigh DPI対応にアップデートしているとのこと。また、“S モード”を解除しなくても「Thunderbird」が利用できるとしている。