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「LibreOffice」がストアに登場 ~ただし、開発元のDocument Foundationは関与を否定

非公式版は価格は2.99米ドル。公式版は無償でダウンロード可能

ストアに掲載された「LibreOffice」

 オープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」が、7月9日から“Microsoft Store”で公開されていることが明らかになった。ただし、開発元のThe Document Foundationは関与を否定している。

 ストアに掲載された「LibreOffice」は、プライバシーポリシーなどのリンクこそ公式サイト“libreoffice.org”へ設定されているものの、公開元は“The Document Foundation”ではなく、“.net”となっている。また、価格が2.99米ドルに設定されている(無償での試用期間付き。現在、日本からは購入できない模様)が、The Document Foundationによると収益の徴収は行っていないという。公式の「LibreOffice」は現在、公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

 近ごろはWin32/WPFで開発された有名ソフトのストアアプリ化が進んでいるが、なかにはこうした不審なケースも見受けられるようだ。開発元からストアアプリをリリースしたという発表がない場合は、ストアからのインストールを控えた方がよいだろう。

 なお、開発元が公式にストアで公開したデスクトップアプリで、主だったものを以下に挙げておく。参考にしていただければ幸いだ。