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“Dropbox”のデスクトップアプリが生まれ変わる ~先行アクセスプログラムで提供へ

コンテンツ管理、Google Docs/Slack/Zoom連携、チームコラボレーションをひとまとめに

新しい「Dropbox」アプリが発表

 米Dropboxは6月11日(現地時間)、クラウドストレージサービス“Dropbox”の新しいデスクトップクライアントアプリを発表した。先行アクセス プログラムでWindows版とMac版が提供される。

 新しい「Dropbox」アプリは従来のものとはまったく異なり、単一のウィンドウにドキュメントやツールをまとめたリッチなユーザーインターフェイスを備える。“Google ドキュメント”のクラウドファイルを作成したり、“Zoom”のミーティングを作成して参加したり、“Slack”へメッセージを投稿してファイルを共有するといった作業も、すべてこのウィンドウで行うことになる。

 また、コラボレーション機能も拡充。メンバーにもわかりやすいようフォルダーに説明を加えたり、コメントのやり取りを一覧してフィードバックを共有したり、タスクを割り当てて“@メンション”で通知を送ったりといったことがシンプルに行えるようになる。ファイルの横にはそれに紐づいたアクティビティが一覧されるので、チームで行っている作業の進捗状況も把握しやすい。

コンテンツやツールを統合。コラボレーション機能も拡充される

 なお、この新しい機能は無料プランでも利用できるようになるとのこと。また、PCとクラウドストレージの同期方法もこれまでと同様だ。デフォルトで開くのは新しいデスクトップアプリとなるが、従来のシェルに統合された“Dropbox”フォルダーを開くように設定することもできる。新しいアプリになじめないユーザーも心配する必要はなさそうだ。