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「Opera 62」が正式公開 ~“Reborn 3”デザインを磨いて“ダーク モード”対応を強化

Webで比較検討していた宿を“スピードダイヤル”に追加する機能を実験導入

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 ノルウェーのOpera Softwareは6月27日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 62」を正式公開した。本バージョンでは、「Opera 60」で導入された新しいユーザーインターフェイスデザイン“R3(Reborn 3)”がブラッシュアップ。細かい部分にも改善が施された。

 なかでも注力されているのが、“ダーク モード”への対応だ。これまで「Opera」の“ダーク モード”はWindowsのシステム設定と連動していなかったが、「Opera 62」ではこれが可能になったほか、認証ダイアログやコンテキストメニュー、ブックマークの編集画面にも“ダーク モード”が適用されるようになった。

“ダーク モード”がWindowsのシステム設定と連動

 また、大型のHDモニターを利用するユーザーに配慮して、“スピードダイヤル”のタイルを大きく表示するオプションが導入された。これは[簡単設定]パネルから有効化することが可能。

“スピードダイヤル”のタイルを大きく表示可能に

 そのほかにも、“Task Completer”と呼ばれる機能が実験的に追加された。これはブラウザー履歴を“スピードダイヤル”に接続し、以前行っていたタスクへ手軽にアクセスできるようにするものだ。「Opera 62」では手始めとして、“booking.com”で少なくとも3つのホテルを調べたときにだけ、宿泊候補が“スピードダイヤル”に表示されるようになっている。

試験的に導入された“Task Completer”機能。“booking.com”で検討していた宿泊候補を“スピードダイヤル”に表示

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。