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Microsoft、8月のWindowsパッチが原因でVB6/VBA/VBScriptが動作不能になる問題を修正

「Windows 10 バージョン 1803」と「Windows 10 バージョン 1903」を除く

Microsoft、Windows向けの新しい累積的更新プログラムをリリース

 米Microsoftは8月17日(現地時間)、Windows向けの新しい累積的更新プログラムをリリースした。「Windows 10 バージョン 1803」と「Windows 10 バージョン 1903」を除く、すべてのサポート中のWindowsが対象となっている。

 この更新プログラムは、次回の月例更新で導入される予定の改善と不具合の修正を先行テストするためのもの。セキュリティの修正は含まれていない。

  • Windows 10 バージョン 1809/Windows Server 2019:KB4512534
  • Windows 8.1/Windows Server 2012 R2:KB4512478
  • Windows Server 2012:KB4512512
  • Windows 7 SP1/Windows Server 2008 R2 SP1:KB4512514

 「Windows 10 バージョン 1809」および「Windows Server 2019」向けのパッチには、先日アナウンスされたVB6/VBA/VBScriptアプリ・マクロが応答不能になる問題に対する修正も含まれている。

8:30追記: この問題は、Windows 8.1/Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows 7/Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008でも修正されているとのこと。

 なお、「Windows 7 SP1」および「Windows Server 2008 R2 SP1」向けのパッチでは、既知の不具合としてSHA-2のみで署名されたパッチが「Symantec Antivirus」「Norton Antivirus」がインストールされた環境で動作しない問題や、意図したとおりにデフォルトで「Internet Explorer 11」の「VBScript」機能が無効にならない問題が案内されているので注意。