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チャットメッセージの下書きが可能に ~「Skype」に追加された新機能がお披露目

メッセージ ブックマーク、送信前の共有メディアプレビュー、アルバム表示などにも注目

最近のバージョンの「Skype」で導入した新機能が発表

 米Microsoft傘下のSkypeは8月29日(現地時間)、公式ブログ“Skype Blogs”で、最近のバージョンの「Skype」で導入した新機能を発表した。

下書き機能

 入力したチャットメッセージをそのままにして、「Skype」アプリから離れてしまったことはないだろうか。従来はこうした未保存のメッセージはどこに行ったかわからなくなってしまっていたが、最新版ではアプリの終了時に自動で保存され、次に「Skype」へ戻ってきたときに自動で復元できるようになった。

 保存されたメッセージは、チャット画面に[下書き]タグ付きで表示される。メッセージの入力ボックスに戻って送信すれば、相手に送ることができる。

下書き機能

メッセージ ブックマーク

 最近の「Skype」アプリでは、チャットメッセージを右クリックメニューからブックマークすることが可能。ブックマークしたメッセージは、画面左上のプロファイルアイコンをクリックすると現れるメニューからアクセスできる。

 重要なメッセージを後から読み返したり、忘れないようにするのに役立つだろう。

メディアやファイルを送信する前にプレビュー

 メディアやファイルをチャット相手と共有する際、その場で1つ1つ送るのではなく、ある程度まとめて送りたいと思ったことはないだろうか。

 最近の「Skype」アプリならば、チャット画面にファイルをドラッグ&ドロップしても即座に相手へ送信されず、メッセージ編集ボックスにサムネイル表示される。

メディアやファイルを送信する前にプレビュー

 送信ボタンを押すまでは、誤って追加されたものを削除したり、新たに共有コンテンツを追加することが可能。誤操作で意図しないファイルを共有してしまうといった事故を防ぐのにも役立つ。

送られてきた複数のコンテンツをまとめて表示

 複数のコンテンツをまとめて送信したとき、受信側でそれがアルバム表示されるようになったのも、ちょっとしたことながら気の利いた改善といえるだろう。写真のプレビューだらけでチャットメッセージが埋もれてしまうことがなくなるし、イベントごとにコンテンツが一括りになるのでわかりやすい。

送られてきた複数のコンテンツをまとめて表示

 休暇の思い出を共有したり、結婚式などのイベントの写真を送ったりするときにぴったりの機能といえる。

 そのほかにも、分割ウィンドウがWindows 10以外のプラットフォームでもサポートされた(Windows 7/8.x、Mac、Linux)。連絡先リストと会話リストを別のウィンドウで表示することができる。

分割ウィンドウがWindows 10以外のプラットフォームでもサポート