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「Skype 8.51」がロールアウト ~分割表示やメッセージブックマーク機能を導入

“web.skype.com”では「Google Chrome」を利用したスクリーン共有をサポート

「Skype for Windows Desktop」v8.51.0.72

 米Microsoft傘下のSkypeは8月13日(現地時間)、「Skype」の最新版v8.51のローリングアウトを開始した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。すでにインストール済みの場合は、数週間以内に自動でアップデートされる。

 今回リリースされた「Skype」アプリのバージョンとプラットフォームは以下の通り。

  • 「Skype for Windows 10」(version 14)v8.51.0.72/14.51.72.0
  • 「Skype for Windows Desktop」v8.51.0.72
  • 「Skype for Mac」(OS 10.10以降)v8.51.0.72
  • 「Skype for Linux」v8.51.0.72
  • 「Skype for Android」(「Android 6.0」以降)v8.51.0.80
  • 「Skype for iPhone」v8.51.0.72
  • 「Skype for iPad」v8.51.0.72
  • 「Skype for iPod touch」v8.51.0.72
  • 「Skype for Web」(web.skype.com)v8.51.0.72

 最新版の目玉は、Windows/Mac/Linuxで“分割表示モード”がサポートされたこと。「Skype for Windows 10」で先行サポートされていた機能で、連絡先リストとチャット画面を別のウィンドウに表示することが可能。複数のチャット画面を複数同時に表示できる点や、それぞれのウィンドウをデスクトップの好きな場所へ移動できる点がメリットだ。

Windows/Mac/Linuxで“分割表示モード”をサポート

 また、ビデオメッセージやアンケート機能などを見つけやすいように、メッセージの編集画面を簡略化。テキストチャットのメッセージをブックマークする機能も導入された(Windows 10版で確認)。重要なメッセージを後から読み返したり、忘れないようにするのに役立つ。ブックマークしたメッセージは、画面左上のプロファイルアイコンをクリックすると現れるメニューからアクセスできる。

テキストチャットのメッセージをブックマークする機能も導入

 さらに、“web.skype.com”で「Google Chrome」を利用したスクリーン共有がサポートされた。通話中の画面共有機能はWeb版以外にもWindows、Mac、Linux、Android(6.0以降)、iPhone、iPadで利用できる。