ニュース

PC版「LINE」アプリが“オープンチャット”に対応 ~友だち同士でなくても特定の話題で交流可能に

トークルームにおけるファイルの扱いを改善。“Markdown”書式も拡充

Windows版「LINE」アプリv5.19.0

 無料コミュニケーションツール“LINE”を運営するLINE(株)は、Windows版「LINE」アプリv5.19.0を公開した。本バージョンの目玉は、“オープンチャット(OpenChat)”がサポートされたこと。

 “オープンチャット”は、さまざまな興味や関心事、ライフスタイルに紐づけられたグループチャット。“LINE”で友だち同士になっていなくても、その話題に興味を持ってさえいれば、自由に参加して同好の士とコミュニケーションをとったり、情報を交換することができる。

 “オープンチャット”を開始するには、まずサイドバーから画面を[友だち追加]へ切り替える。すると[友だち検索]や[グループ作成]といったコマンドに並び、[オープンチャットを作成]というコマンドが用意されているはずだ。これを実行すると、“オープンチャット”を作成するためのパネルにアクセスできる。

 また、トークルームにおけるファイルの扱いが改善された。トークルームに投稿されたファイルへマウスカーソルを移動させると[保存して開く]コマンドが現れ、ワンアクションで“ダウンロード”フォルダーへの保存とファイルのオープンが行える。“ダウンロード”フォルダーへの保存処理だけを行ったり、名前を付けて(リネームして)保存することも可能だ。

トークルームにおけるファイルの扱いが改善

 そのほかにも、トークルームで利用できる“Markdown”書式を拡充。半角・全角スペースとチルダ( ~***~ )という記法で取り消し線を表現できるようになった。また、写真に含まれているテキストを認識・抽出するOCR機能([テキストに変換]コマンド)を利用する際、データ提供への同意状況をアイコンから確認する機能が導入されている。

写真に含まれているテキストを認識・抽出する[テキストに変換](OCR)コマンド

 Windows版「LINE」アプリはWindows 7以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows 10で利用できるストアアプリ版もラインナップされており、こちらは“Microsoft Store”からダウンロードできる。機能はほぼ同一なので、Windows 10環境ではストアアプリ版を利用するのがおすすめだ。

ソフトウェア情報

「LINE」インストーラー版
【著作権者】
LINE(株)
【対応OS】
Windows 7以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.19.0
「LINE」ストアアプリ版
【著作権者】
LINE(株)
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.19.0