PC版「LINE」アプリに計算機能が導入 ～メッセージ欄への数式入力で答えを自動算出

Windows版「LINE」アプリv5.18.0

　無料コミュニケーションツール“LINE”を運営するLINE（株）は、Windows版「LINE」アプリv5.18.0を公開した。本バージョンでは、計算機能を新たに導入。メッセージ入力欄に数式と“=”を入力すると、その結果を自動で算出できるようになった。

　たとえば、チャット画面に“1*3/3=”と入力すれば、自動で計算結果の“*1*”が補われる。“1”が“*”で囲われているのはMarkdownの強調（太文字）書式。「LINE」アプリではv5.12.0からMarkdown書式がサポートされている。

メッセージ入力欄に数式と“=”を入力すると、その結果を自動で算出できるように

　さらに、データ保存機能「LINE Keep」ウィンドウでは、リンクをまとめた［リンク］タブが追加。チャットに投稿されたリンクを右クリックメニューから「LINE Keep」へ送ると、このタブに追加されるようになった。

データ保存機能「LINE Keep」ウィンドウでは、リンクをまとめた［リンク］タブが追加

　そのほかにも、非表示に設定されたトークルームを［設定］画面で確認する機能や、テキスト変換時に言語を自動で検出してそれに応じたスタンプや絵文字を候補として表示する機能がサポートされた。また、Windows 10ではHiDPI環境への対応を強化。モニターの解像度に合わせて、「LINE」アプリのユーザーインターフェイスのサイズが自動で調整されるようになっている。

　Windows版「LINE」アプリはWindows 7以降に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows 10で利用できるストアアプリ版もラインナップされており、こちらは“Microsoft Store”からダウンロードできる。機能はほぼ同一なので、Windows 10環境ではストアアプリ版を利用するのがおすすめだ。