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最新パッチの「Windows 10 バージョン 1903」でスクリーンショットがオレンジ色になる問題

Lenovo製ユーティリティが原因、同社サポートサイトで回避策が案内

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 米Microsoftは9月11日(現地時間)、2019年9月の月例更新プログラムを適用した「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」の一部で、スクリーンショットがオレンジ色になる問題が発生していることを明らかにした。

 同社によると、「Snipping Tool」や「切り取り & スケッチ(Snip&Sketch)」などを用いてスクリーンショットを撮影すると、不自然にオレンジがかった色合いになってしまうことがあるという。影響範囲はクライアント向けの「Windows 10バージョン1903」のみで、サーバーOSには影響しない。

スクリーンショットがオレンジ色になる(Lenovoのサポートサイトより引用)

 本問題は、Lenovo製PC向けのユーティリティ「Lenovo Vantage」に搭載されている“Eye Care”モードが原因だという。問題を回避するには、Lenovoが案内する手順に従って“Eye Care”モードをリセットする必要がある。新たなWindows更新プログラムの適用は不要とのこと。