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Apple、「iOS 13.1.3」「iPadOS 13.1.3」をリリース
「macOS Catalina 10.15 Supplemental Update」も
2019年10月16日 09:00
米Appleは10月15日(現地時間)、「iOS 13.1.3」および「iPadOS 13.1.3」を公開した。現在、[設定]アプリの[一般]-[ソフトウェアアップデート]画面から無償でアップデートできる。
本バージョンは、不具合の修正が中心のメンテナンスアップデートで、以下の問題が改善されているという。セキュリティ問題への対応も行われているようだが、CVE番号の割り振られた脆弱性はない。
- “メール”で会議の参加依頼を開けない場合がある問題を修正
- ボイスメモの録音がiCloudバックアップから復元するときにダウンロードされない場合がある問題を修正
- iCloudバックアップから復元するときにAppがダウンロードされない場合がある問題に対処
- 補聴器とヘッドセットのBluetooth接続の信頼性を向上
- Game Centerを使用するAppの起動パフォーマンスの問題に対処
「iOS 13」はiPhone 6s以降で利用可能。「iPadOS 13.1」はiOSをベースにしたタブレット向けのOSで、iPad Air 2以降、iPad Proの全モデル、iPad 5世代以降、iPad mini 4以降に対応する。
なお、同日付けで「macOS Catalina 10.15 Supplemental Update」もリリースされている。このアップデートでは、インストールと信頼性が改善されているとのこと。CVE番号の割り振られた脆弱性はない。
- ディスクの空き領域が不足しているMacでのmacOS Catalinaのインストールの信頼性を改善
- 一部のインストールで設定アシスタントが完了しない問題を修正
- 複数のiCloudアカウントでログインしている場合にiCloud利用規約に同意できない問題を解消
- Apple Arcadeのゲームをオフラインでプレイしている場合のGame Centerのデータ保存の信頼性を改善