ニュース

「May 2019 Update」と一部NEC製PCの非互換性問題が解決 ~Microsoftがオプションパッチ

更新後最初のログオンでスクリーンが真っ黒になる問題なども修正へ

同社のサポートページ

 米Microsoftは10月24日(現地時間)、「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」向けのオプション更新プログラム「KB4522355」を公開した(Dリリース)。手動で“Windows Update”をチェックしたユーザーにのみ配信される。

 本パッチでは、「ナレーター」をはじめとするアクセシビリティ機能が特定の条件下で動作しなくなる問題や、月例パッチのインストール後に[スタート]メニュー、“Cortana”検索バー、タスクトレイ、「Microsoft Edge」が応答を停止する問題などが解決された。Windows 10の品質アップデート・機能アップデート後に最初のログオンでスクリーンが真っ黒になる問題への対策も含まれている。

 また、一部のIntelおよびBroadcom製Wi-Fiアダプターを搭載するNEC製PCと「Windows 10 May 2019 Update(バージョン 1903)」との間に発生していた非互換性問題も解決された。この問題の影響を受ける環境ではアップグレードのブロックが実施されていたが、11月中旬には解除される見込みだ。