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Apple、「macOS Catalina 10.15.1」を正式リリース ~“AirPods Pro”に対応
絵文字の追加・更新、“Siri”の改善、「ホーム」アプリの強化も
2019年10月30日 10:30
米Appleは10月29日(現地時間)、「macOS Catalina 10.15.1」を正式リリースした。「iOS 13.2」「iPadOS 13.2」と同様、絵文字の追加・更新や“AirPods Pro”への対応などが行われている。
「macOS Catalina 10.15.1」では動物や食べ物、アクティビティ、アクセシビリティに関連した絵文字、性別のない絵文字など、70種類以上の絵文字が追加・更新された。カップルの絵文字で肌色を選択することも可能。ノイズキャンセルに対応したワイヤレスイヤフォン・ヘッドセット“AirPods Pro”もサポートされた。
一方、“Siri”ではプライバシー設定が改善され、Appleが“Siri”を改善するために音声入力データを保存するかどうかをユーザーが決められるようになったほか、音声入力の履歴を削除する機能が追加された。また“HomeKit”対応アクセサリをコントロールする「ホーム」アプリも強化された。
そのほかにも、このアップデートには以下の不具合修正や改善も含まれているとのこと。
- “写真”の“すべての写真”表示でファイル名を表示する機能を復元
- “写真”の“日別”表示で、お気に入り、写真、ビデオ、編集済み、キーワードによってフィルタリングする機能を復元
- “メッセージ”で、通知を繰り返すオプションがオンになっているときに通知が1回しか送信されない問題を修正
- “連絡先”で連絡先のリストではなく前回開いた連絡先が表示される問題を解決
- “ミュージック”アプリケーションで、フォルダ内のプレイリストや“曲”リストに新しく追加した曲を表示したときに発生することがある問題を解決
- iTunesライブラリのデータベースをミュージック、Podcast、TVの各アプリケーションに移行するときの信頼性を向上
- TVアプリケーションで、ダウンロード済みのタイトルが“ダウンロード”フォルダに表示されない問題を修正
「macOS Catalina」は2012年中期(Mid 2012)以降に発売されたMacに対応しており、現在[システム環境設定]ダイアログの[ソフトウェア・アップデート]セクションから無償でアップグレード可能。アップグレードの際はOSの再起動が必要となる。