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「Windows 10 20H1」Build 19013が公開 ~絵文字パネルの顔文字が拡充
「WSL 2」は不要になったメモリをWindowsへ返すように
2019年10月30日 14:38
米Microsoftは10月29日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 19013(20H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。“Windows Update”を介して配信される。
Build 19013では、[Windows]+[.]キーなどで呼び出せる絵文字パネルを強化。「May 2019 Update」以降の絵文字パネルでは“顔文字”や“記号”の入力がサポートされているが、本ビルドでは以下のような“顔文字”も入力できるようになった(“¥”はバックスラッシュ)。
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また、「Windows Subsystem for Linux(WSL)2」ではメモリ管理を改善。これまでは「WSL 2」仮想マシンに追加で割り当てられたメモリは解放されることなく、増える一方だったが、本ビルドでは使われなくなったメモリをWindowsに返すことでメモリサイズの縮小を実現している。
そのほかにも、「PowerToys」v0.12.0のリリース(製品版Windows 10でも利用可能)や、「スマホ同期」アプリの画面共有機能でBluetooth接続が不要になるなどの改善が行われた。また、“DirectX Raytracing tier 1.1”、メッシュシェーダー、サンプラーフィードバックなど「DirectX 12」の新しい機能がプレビューできるようになっているという。