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「Thunderbird 68.2.1」が公開 ~UI言語を設定画面で選択可能に

6件の不具合も修正

「Thunderbird」v68.2.1

 Mozillaは10月31日(米国時間)、メールソフト「Thunderbird」の最新安定版v68.2.1を公開した。不具合の修正が中心のメンテナンスアップデートとなっている。

 「Thunderbird」v68.2.1では、ユーザーインターフェイスの言語を設定画面で選択できるようになった。メインメニューの[オプション]項目を選択し、[詳細]セクションへ進むと、言語オプションにアクセスできる。

[オプション]画面の[詳細]セクション

 そのほかにも、Google認証(OAuth2)の問題や特定条件下でスレッドペインの未読・選択メッセージが正しい色で描画されない問題、言語パックを利用する場合に標準フォルダーの名前がローカライズされない問題、[アドレス帳ウィンドウの初期表示ディレクトリー]オプションの設定が保持されない問題などが解決された。ユーザーインターフェイス周りの細かな視覚的不具合も修正され、品質が向上している。

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在公式サイト“thunderbird.net”からダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10/Server 2008 R2に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでにインストールされている場合は、アプリの自動更新機能を利用してアップデートすることも可能だ。