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フリーのリモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer 15」が正式リリース

オーディオ伝送の品質が向上、「November 2019 Update」にも完全対応

「TeamViewer 15」が正式リリース

 独TeamViewer GmbHは11月19日(現地時間)、リモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer」の新バージョン「TeamViewer 15」を正式公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 1年ぶりのメジャーバージョンアップとなる本バージョンだが、変更点は細部の改善と修正が中心。リモートコントロール接続と「TeamViewer」ミーティングでオーディオ伝送の品質が向上したほか、クライアントの自動更新動作を定義する[詳細オプション]の選択肢が簡略化されたが、それ以外は大きな新機能や改善はとくにない。

 なお、「TeamViewer 15」は「Windows 10 November 2019 Update(バージョン 1909)」と完全な互換性があるとのこと。「November 2019 Update」で「TeamViewer」を利用したい場合は、「TeamViewer 15」の利用がお勧めだ。ただし、他のPCの「TeamViewer 15」へ接続するには「TeamViewer 15」以降のバージョンが必要となるので注意したい。

 「TeamViewer」は、Windows/Mac OS X/Linuxに対応するマルチプラットフォーム対応のリモートデスクトップソフト。モバイル端末を利用したスクリーンシェアリングとリモートコントロールにも対応しており、オンラインサポートやオンラインミーティング、プレゼンテーションなどにも活用できる。個人の非商用であれば無償で利用できるのもメリットだ(それ以外の用途に利用する場合は有償ライセンスの購入が必要)。

ソフトウェア情報

「TeamViewer」
【著作権者】
TeamViewer GmbH
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10およびWindows Server 2008 R2/2012/2012 R2/2016/2019
【ソフト種別】
フリーソフト(個人の非商用利用のみ)
【バージョン】
15.0.8397(19/11/19)