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「TeamViewer IoT」の全機能が無償に ~個人・法人を問わず最大2つのエンドポイントまで

フルスペックの「TeamViewer」を実行できないIoTデバイスでリモート操作・監視を実現

「TeamViewer IoT」

 独TeamViewerは2月26日(現地時間)、「TeamViewer IoT」の全機能を無償提供すると発表した。個人、企業に関わらず、最大2つのエンドポイントまで利用可能。

 「TeamViewer IoT」は、フルスペックの「TeamViewer」を実行できないような、リソースの制約されたIoTデバイスでも動作するように設計されたリモート操作・監視ソリューション。事前に定義されたアクションを自動認識する機能が搭載されおり、温度、充填レベル、カスタムセンサーデータなどのデバイスパラメーターを監視し、逸脱した場合にはアラートを送信するといった用途に利用できる。

 産業用コンピューターと機械、デジタルサイネージデバイス、POSデバイス、車輌に対応しており、“Dell Edge Gateway”シリーズ、“Raspberry Pi”、“BeagleBone Black”などにも直接接続が可能。また、Debian/Red Hat LinuxディストリビューションやLinux Raspberry Piのパーティション、Windowsにも対応する。また、Androidへの対応も計画されているとのこと。また、「TeamViewer IoT」エージェントをデバイスへインストールする方法を解説した英語のスターターガイドも提供される。

 同社は「TeamViewer IoT」の無償提供により、実際に利用することで活用シーンの可能性の大きさやIoTの利点に気付いてほしいとしている。