ニュース
フリーのネットワーク解析ツール「Wireshark 3.2」に初の更新 ~1件の脆弱性を修正
旧バージョンのアップデートv3.0.8/v2.6.14も公開
2020年1月17日 12:30
オープンソースのネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版v3.2.1が、1月15日(協定世界時)に公開された。本バージョンは不具合への対策が中心のメンテナンスアップデート。脆弱性の修正も行われている。
リリースノートによると、今回修正された脆弱性は1件。“WASSP”ディセクターがクラッシュする不具合(CVE-2020-7044)が解決された。また、旧バージョンのv3.0系統には、“ATT”ディセクターがクラッシュする不具合(CVE-2020-7045)が存在し、修正版のv3.0.8が同日付けでリリースされている。v2.6系統もv2.6.14へアップデートされているが、脆弱性の修正はない。
「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Wireshark」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Gerald Combs and contributors
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10およびWindows Server 2008 R2/2012/2012 R2/2016/2019
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.2.1(20/01/15)