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Microsoft、Windows 10 バージョン 1903/1909向けのオプションパッチを公開

「エクスプローラー」で検索ボックスが反応しなくなる不具合などが修正か

Microsoft、「Windows 10 バージョン 1903/1909」向けのオプション更新プログラム「KB4532695」を公開

 米Microsoftは1月28日(現地時間)、「Windows 10 バージョン 1903/1909」向けのオプション更新プログラム「KB4532695」を公開した(Dリリース)。現在、“Windows Update”より手動での適用が可能。

 このパッチで修正された問題は以下の通り。「Windows 10 バージョン 1909」で報告されていた「エクスプローラー」で検索ボックスが反応しなくなる不具合も解決されているようだ。

  • “Windows Hello”顔認証の精度を向上
  • レイアウトがロックされているにもかかわらずユーザーがカスタマイズした[スタート]メニューのタイルの順番が変わってしまう問題に対処
  • 「コントロール パネル」や「エクスプローラー」で検索しようとするとボックスがグレーになる問題に対処
  • 「エクスプローラー」の検索バーにクリップボードの内容をマウスの右クリックで貼り付けできない問題に対処
  • 「エクスプローラー」の検索バーがユーザーの入力を受け付けない問題に対処
  • なんらかのキーを押すとタッチキーボードが閉じてしまう問題に対処
  • 特定の状況下でマルチプレイヤーPCゲームでマルチプレイへの招待がキャンセルされてしまう問題に対処
  • USB Type-Cのハブからフラッシュドライブを取り外したときにエラーが発生する問題に対処
  • オフライン・オンラインファイルのインジケーターが誤って表示される問題に対処

 大きな問題がなければ来月の月例セキュリティ更新(パッチチューズデー)で自動配信されるはずなので、これらの問題に悩まされていないならばわざわざ適用しなくてもよい。

 なお、「バージョン 1903(May 2019 Update)」と「バージョン 1909(November 2019 Update)」は内部的には同じもので、活性化パッチによって一部機能の有効・無効が切り替えられるようになっているに過ぎない(参考記事)。そのため、更新プログラムは両者共通となっている。