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無料ペイントソフト「Krita 4.2.9」が正式公開

約70個の改善や修正を施したメンテナンスアップデート

「Krita」v4.2.9

 クロスプラットフォームで動作するオープンソースのペイントソフト「Krita」v4.2.9が、3月30日に公開された。本バージョンは、約70個の改善や修正を施したメンテナンスアップデート。「Python」のアップデートでWindows版のスクリプト機能が壊れたり、Appleが公証サービスのプロトコルを変更したことでMac版ビルドが壊れるなどの困難はあったものの、ベータテストのおかげで安定性は高いという。

 新機能としては、ブラシアウトラインを改善。キャンバス上をホバーさせてもチラつかなくなった。また、カラースマッジが拡充され“Airbrush”“Rate”などの設定が可能となったほか、新たにレイヤーを選択マスクに分割する機能が追加されている。

 「Krita」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのペイントソフト。対応OSはWindows/Mac/Linuxなどで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。寄付も歓迎しており、“Microsoft Store”や“Steam”からアプリを購入すれば開発を支援できる。

ソフトウェア情報

「Krita」
【著作権者】
The Krita team
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.2.9(20/03/30)