ニュース

「Windows 10 May 2020 Update」の「DISM」問題が解決 ~「KB4557957」で修正済み

システムの破損を検出・修復したあとも誤ったレポートを表示

同社のサポートページ

 米Microsoftは7月9日(現地時間、以下同)、「Windows 10 May 2020 Update(バージョン 2004)」にアップグレードした環境で「DISM.exe」が誤ったレポートを表示する問題が解決したと発表した。6月9日付けでリリースされた更新プログラム「KB4557957」で修正されているという。

 「DISM(Deployment Image Servicing and Management)」は、OSのイメージを操作・管理するコマンドラインツール。起動オプション“/restorehealth”を指定して実行することで破損したOSを修復することもできるが、「May 2020 Update」ではシステムの破損を検出・修復したあとも、問題がまだ残っていると報告される現象が確認されていた。

 「KB4557957」ではそのほかにも“Microsoft Surface”などに影響していた、“Always On”、“Always Connected”を使用している一部のデバイスでエラーまたは予期せぬ再起動が発生する問題が解決されている。