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パスワード管理アプリ「Enpass 6.5」がリリース ~“Windows Hello”にフルタイム対応

アプリやデバイスを再起動してもロック解除のマスターパスワード入力は不要

「Enpass」v6.5.0

 印Sinew Software Systemsは9月10日(現地時間、以下同)、「Enpass 6.5」を発表した。パスワード管理サービス“Enpass”のWindows 10(ストアアプリ)版クライアントで“Windows Hello”がフルタイムサポートされている。

 “Enpass”は、インド生まれのパスワード管理サービス。ログイン情報をユーザーが管理する“オフライン”型のソリューションだが、“OneDrive”や“Dropbox”といった好みのクラウドストレージでパスワードを同期することも可能。対応OSも充実しており、デスクトップ(Windows/Mac/Linux)とモバイル(iOS/Android)の両方をカバーするほか、「Microsoft Edge」や「Google Chrome」、「Firefox」などに対応するWebブラウザー向けの拡張機能も用意されている。OSの認証機能(“Windows Hello”や“Touch ID”など)に対応する点や、デスクトップで使うだけであれば料金がかからない点(モバイル版も25アイテムまで無料で保存可能)も魅力だ。料金体系はもともと“買い切り”モデルだったが、現在はサービス持続のため“サブスクリプション”モデルとなっている。

 今回のアップデートの目玉は、ストアアプリ版クライアントで“Windows Hello”のサポートが強化されたこと。サポートされているデバイスでは、アプリやデバイスを再起動してもロック解除のためにマスターパスワードを入力する必要がなくなる。

Windows 10(ストアアプリ)版クライアントで“Windows Hello”がフルタイムサポート

 また、Webフォームに保存された不要なフィールドデータを削除するオプションが追加。そのほかにも多くの改善が盛り込まれているという。

ソフトウェア情報

「Enpass」Traditional Windows 10(UWP)版
【著作権者】
Sinew Software Systems
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.5.0(20/09/10)