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リアクションに使う絵文字をGUIでカスタマイズ可能 ~「Skype 8.64」が公開

iOS版では共有機能がアップデート

Windows版「Skype 8.64」

 米Microsoft傘下のSkypeは9月9日(現地時間)、「Skype 8.64」を正式リリースした。デスクトップ(Windows/Mac/Linux)、モバイル(iOS/Android)、Web(web.skype.com)の各プラットフォーム向けに段階的にロールアウトされる。

 「Skype 8.64」の目玉は、リアクションピッカーの絵文字をカスタマイズできるようになったこと。リアクションピッカーはコメントにリアクションを返す際に表示されるポップアップで、ハートや笑顔など、リアクションによく使う絵文字をストックしておける。以前からコマンドによるカスタマイズには対応していたが、本バージョンではGUIで編集できるようになった。

 リアクションピッカーをカスタマイズするは、右下に小さく表示される設定ボタン(歯車のアイコン)をクリックすればよい。すると、リアクションをカスタマイズするためのダイアログが現れる。

 そのほかにも、他のアプリとバッティングしていたショートカットキーを他のものへ変更するなどの改善が施された。iOS版では共有機能がアップデートされ、「Skype」の連絡先へ直接コンテンツを送信できるようになっている。

 「Skype」は、クロスプラットフォーム対応のコミュニケーションツール。携帯電話や固定電話への通話をサポートするほか、最大50人のグループビデオ会話、音声・ビデオ通話のリアルタイム字幕表示、スクリーンの共有、通話の録音といった機能が利用できる。Windows版はWindows 7以降に対応しており、現在公式サイト“skype.com”から無償でダウンロード可能。Windows 10ならば“Microsoft Store”からストアアプリ版を利用することもできる。