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「Skype 8.66」が正式リリース 最大100名参加の大規模会議に対応

グループ通話に参加できる人数がこれまでの50名から倍増

Windows版「Skype 8.66」

 米Microsoft傘下のSkypeは11月12日(現地時間)、「Skype 8.66」を正式リリースした。デスクトップ(Windows/Mac/Linux)、モバイル(iOS/Android)、Web(web.skype.com)の各プラットフォーム向けに段階的にロールアウトされる。

 「Skype 8.66」では、グループ通話に参加できる人数を倍増。これまでは自分を含め50人までしか参加できなかったが、100名にまで制限が緩和された。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大でビデオ会議やオンライン授業のニーズが高まっていることに対応した格好だ。

 そのほかにも、言語設定が勝手に英語になる問題や、Windows版でお気に入りの連絡先がリストから消失する問題が対処された。Android版で発生していたサインアウトするとアプリがフリーズするトラブル、ファイルのアップロード・ダウンロードがときどき機能しない問題も解決されているという。

 「Skype」は、クロスプラットフォーム対応のコミュニケーションツール。携帯電話や固定電話への通話をサポートするほか、最大50人のグループビデオ会話、音声・ビデオ通話のリアルタイム字幕表示、スクリーンの共有、通話の録音といった機能が利用できる。Windows版はWindows 7以降に対応しており、現在公式サイト“skype.com”から無償でダウンロード可能。Windows 10ならば“Microsoft Store”からストアアプリ版を利用することもできる。