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タスクトレイに「Skype」のクイック会議“Meet Now”を統合 ~Dev版「Windows 10」Build 20221

「スマホ同期」アプリでは重要な通知をピン留めできるように

Microsoft、「Windows 10 Insider Preview」Build 20221を“Windows Insider Program”の“Dev”チャネルに公開

 米Microsoftは9月23日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 20221を“Windows Insider Program”の“Dev”チャネルに参加するユーザーに対して公開した。現在、“Windows Update”を介してアップデート可能。対応する「Windows SDK」もリリースされている。

 本ビルドでは、「Skype」の“今すぐ会議(Meet Now)”機能をタスクバーの通知領域に統合。数クリックで簡単に「Skype」ビデオ通話を開始できるようになった。「Skype」の“Meet Now”はサインアップ不要・クライアントのダウンロード不要で手軽に使えるミーティング機能で、生成されたリンクを相手に伝えるだけで最大24時間の通話が行える。他のユーザーが作成したミーティングに参加するのも簡単だ。

「Skype」の“今すぐ会議(Meet Now)”機能をタスクバーの通知領域に統合

 なお、この機能はパフォーマンスや信頼性への影響を素早く特定するため、“Dev”チャネルの一部ユーザーを対象にテストされる。提供範囲は徐々に拡大されるとのことなので、まだ利用できない場合はしばらく待つとよいだろう。

 そのほかにも、「スマホ同期」アプリで重要な通知をピン留めできるようになった。たとえば「スマホ同期」アプリではメッセンジャーからの通知にインラインで返信できるが、すぐには手が離せなかったり、調査やチェックしてから返信したいこともあるだろう。その場合は、メッセージの通知をピン留めしておくとよい。誤って通知を削除してしまうといったミスを防ぐことができる。不要になればピン止めを解除して、通知をクリアすればよい。

「スマホ同期」アプリで重要な通知をピン留めできるように

 “Windows Insider Program”の“Dev”チャネルは、アクティブな開発ブランチから最新のビルドが直接提供される。新機能が積極的にテストされる場になっており、トラブルにあった場合に自分で解決できるだけの力は求められるものの、初期機能に積極的なフィードバックを行いたいユーザーにお勧めだ。ただし、機能によっては段階的に解放されるため、すぐには利用できないこともある。また、“Dev”チャネルに追加された機能はあくまでも試験的なもので、製品版に導入されるとは限らないので注意したい。