ニュース

「Skype」がミーティング中の“挙手”に対応、Android版には背景ぼかし機能を導入へ

プレビュー版「Skype 8.65」で先行テスト中

「Skype」がミーティング中の“挙手”に対応

 米Microsoft傘下のSkypeは9月30日(現地時間)、「Skype 8.65」のプレビュー版を発表した。このバージョンではミーティング中の挙手がサポートされた。発表者に質問したい場合や、簡単な投票を行う場合などに役立つ。

 また、Android版で待望の背景のぼかし機能が導入されるとのこと。人工知能(AI)で自分の像を識別し、それ以外の背景部分をぼかすことで、プライバシーを保護することが可能で、自室が散らかっていても、気兼ねなくビデオ会議に参加できるのがメリットだ。Windows デスクトップ版などではすでにサポートされている

 一方、iOS版ではコンテンツを「Skype」の連絡先と直接共有する機能が追加される。頻繁にやり取りする友だちと写真やファイルを送るのが簡単になる。また、アカウント不要・数クリックで簡単にビデオミーティングを開始できる“今すぐ会議”がMacの「Safari」でサポートされ、わざわざ「Skype」アプリをダウンロードしなくてもミーティングに参加できるようになる。Windows/Mac版では“callto:”と“tel:”プロトコルがサポートされ、発信リンクのクリックで「Skype」を起動できるようになる。

 プレビュー版「Skype」をテストするには、“Skype Insider”プログラムに参加する必要がある。WindowsだけでなくMac、Linux、iOS(TestFlight)、Androidでも利用可能だが、一番手っ取り早いのはWeb版だ。ネイティブアプリが必要な高度なものを除けば、Web版でもたいていの機能が体験できる。