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デスクトップ版のビデオ通話で最大12名に同時表示が可能に ~「Skype 8.62」が公開

ビデオ通話のバーチャル背景機能も強化

Windows版「Skype 8.62」

 米Microsoft傘下のSkypeは7月16日(現地時間)、「Skype 8.62」を正式リリースした。デスクトップ(Windows/Mac/Linux)、モバイル(iOS/Android)、Web(web.skype.com)の各プラットフォーム向けに段階的にロールアウトされる。

 「Skype 8.62」では、デスクトップクライアントでビデオ通話のグリッドビューが拡張され、最大12名の参加者を同時に表示できるようになった(モバイル版はこれまで通り9人まで)。グリッドビューへの切り替えは、通話画面にある[ビューの切り替え]ボタンから行える。

 さらに、本バージョンではビデオ通話のバーチャル背景機能も強化。背景画像をカスタマイズする際、従来は自分で画像をアップロードする必要があったが、最新版ではオフィスやラボなどの画像がいくつかプリセットされており、好みのものを選ぶだけで被写体以外の部分を隠すことができる。

 「Skype」は、クロスプラットフォーム対応のコミュニケーションツール。携帯電話や固定電話への通話をサポートするほか、最大50人のグループビデオ会話、音声・ビデオ通話のリアルタイム字幕表示、スクリーンの共有、通話の録音といった機能が利用できる。Windows版はWindows 7以降に対応しており、現在公式サイト“skype.com”から無償でダウンロード可能。Windows 10ならば“Microsoft Store”からストアアプリ版を利用することもできる。