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Microsoft、Kerberos認証の問題を解決するパッチを定例外でリリース【11月20日追記】
Windows Server バージョン 2004/20H2などにもパッチが配信
2020年11月18日 12:19
米Microsoftは11月17日(現地時間)、2020年11月の月例更新を適用した「Windows Server」で発生していたKerberos認証の問題に対処するため、一部のバージョンを対象に更新プログラムを定例外で公開した。“Microsoft Update カタログ”からダウンロードできる。
この問題は、脆弱性“CVE-2020-17049”に対する修正が原因で発生していたもの。「Windows Server」およびエンタープライズ環境の「Windows 10」デバイスとアプリケーションにのみ影響する。公開された更新プログラムと対象プラットフォームは以下の通り。
- KB4594442:Windows Server バージョン 1809、Windows Server 2019
- KB4594439:Windows Server 2012 R2
- KB4594438:Windows Server 2012
他のバージョンのサーバーOSにも近日中にパッチが提供される見込みだ。
11月20日編集部追記: 11月19日付で以下のOSにもパッチが提供された。