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“HSPプログラムコンテスト2020”の入賞作品が発表
総合最優秀・ツェナワークス賞はArue氏の「ハギムギちゃんスーパードリル!!」
2020年12月2日 06:30
HSPプログラムコンテスト事務局は12月1日、“HSPプログラムコンテスト2020”の入賞作品を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成した作品を募集し表彰するイベント。2003年から毎年開催され、累計5,600本以上の作品が応募されている。18回目となる今年のコンテストでは、45作品が見事入賞を果たした。
入賞した45作品のうち、“総合最優秀・ツェナワークス賞”、“優秀ソフトウェア賞”、“優秀ゲーム賞”を受賞した3作品は以下の通り。
“総合最優秀・ツェナワークス賞”「ハギムギちゃんスーパードリル!!」
同コンテストで最も高い評価を得た作品に贈られる“総合最優秀・ツェナワークス賞”を受賞したのは、Arue氏の3Dアクションゲーム「ハギムギちゃんスーパードリル!!」。物理に支配された4つの世界(自動生成される3Dフィールド)で大量の宝石を壊しまくる作品で、細かい操作の挙動、ゲーム導入のしやすさ、攻撃のバリエーションといった細かい部分の完成度が評価された。
“優秀ソフトウェア賞”「cheese2」
“優秀ソフトウェア賞”には、Y+Y=M.H氏のRPG素材制作用データアプリ「cheese2」。完成度、機能、操作性が大きく進化したことだけでなく、2009年の応募作品である前作の「cheese」から長い期間、作成し続けている姿勢も評価された。
“優秀ゲーム賞”「ネコトパズル」
“優秀ゲーム賞”には、YAX氏のミニマルパズルゲーム「ネコトパズル」。プレイが単調になりやすいパズルゲームでありながら、ネコに見守られながら遊ぶというコンセプトや、キャットウォーク上のブロックを移動させるというアイデアが、誰にでも楽しめる作品として評価された。
このほかの受賞作品は、HSPプログラムコンテスト2020 最終選考結果ページでご確認いただきたい。なお受賞作品を含むすべてのコンテスト応募作品は、“HSPプログラムコンテスト2020”の公式サイトから無料でダウンロードすることができる。